当山では昨年より五百羅漢像の修復を始めました。
昭和37年4月29日に桂岩寺本堂及び羅漢堂が全面消失してより、
京仏師 吉岡定雲様・親子二代に十大尊者、十六大羅漢、五百羅漢像、合計526体をご奉納いただき、
昭和62年11月1日に完成奉賛法要を修業することができました。
五百羅漢像完成より時が過ぎ、一部の羅漢像に修復が必要となってまいりました。
この度、吉岡定雲様の流れをくむ京仏師 冨田珠雲様に五百羅漢像の修復をお願いいたしました。
京仏師 冨田珠雲様によって、第123番無勝尊者、第134番寶見尊者、第232番摩尼寶尊者、三体を修復することができました。
引き続き五百羅漢像護持の為、京仏師 吉岡定雲様の志を伝えてゆくために、修復事業を行ってゆきたいと思っております。
羅漢像修復事業に対し、皆々様のご理解とご法愛をよろしくお願いいたします。
五百羅漢 桂岩寺
加賀・能登の禅寺を訪ねて
曹洞宗石川県宗務所
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