お寺の歴史や通称

初め櫛比庄荒屋村（現門前町）に所在し、菅谷観音寺という真言宗寺院であったとされます。長氏の崇敬を受け、文明16年（1484）長一族の竜門紹董を招いて開山とし、曹洞宗に改宗、長氏の菩提寺となりました。のち長氏の拠る穴水城に隣接した現在地に移ったとされます。その後、上杉謙信の能登侵攻によって焼失しましたが、江戸時代になって住山の恕白が再建を企て、長氏嫡系の加賀藩老臣長連頼に願い出て建立しました。昭和4年(1929)穴水の大火により伽藍が焼失しましたが、昭和50 年代（1975 ～）に再建され現在に至っています。

寺宝や文化財

石川県内最古級の涅槃図（鎌倉時代後期）

お寺の見どころ

お寺の脇の参道を登っていくと、三十三体の石造の観音像があります。

観光情報

１月の最終土日には穴水町ジャンボカキ祭があります。

年中行持

涅槃会	3月15日
大般若会	7月15日
施食会	8月14日
成道会	12月8日
初詣	1月1日

拝観の可否	本堂など伽藍内可能
拝観不可の日	なし
拝観時間	9:00～16:00
バスの駐車	中型可
車でのアクセス	国道249号線総合病院口より入る
バス・電車	穴水駅より徒歩10分

本寺 總持寺　末寺 全翁寺、仙慶寺、宗源寺、智徳寺、千光寺