天満山 徳翁寺
第5教区 [0057]
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住所
〒926-0852 石川県七尾市小島町リ部18
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TEL
0767-52-2786
基本データ
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創建年
文亀元年(1501)
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ご開山
徳翁俊威大和尚
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開基
長直連
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住職名
五島 弘一
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ご本尊
釈迦牟尼仏
寺院のご紹介
お寺の歴史や通称
文亀元年(1501)長氏一族の長直連(石塚合戦で戦死)を開基とし、僧徳翁が開山。石動山、千野町、矢田町と移転し、現在地に移りました。前田利家の寺領寄進の黒印状を所有しています。古くは、總持寺直末、輪番地寺院として總持寺の住職を輩出してきました。幕末から明治初期の寺子屋の師匠の筆塚や大野長久(元禄13年(1700)「﨔炭」初版本が保存されている)等の墓碑が並び、参道入口の地蔵尊は眼病に霊験があるといわれています。
寺宝や文化財
明治、大正期に本堂修理がされ、仏像や軸が新調され、古いものは聖観音像、不動尊像であります。境内の石仏は永い間、信仰する者の心の中に明りを灯してきました。
お寺の見どころ
鐘楼のある山門は、戦後のものですが、美しい曲線が人の足を止める。前庭の牡丹は樹齢70年の古株を含め六十株もあり、五月になると赤、白、黄色の花を咲かせ、牡丹寺として知られています。境内地内に、ヤブ椿が繁り、冬には、白銀に赤い花を積もらせます。山の寺寺院群の中にあり、遊歩道を楽しむ人々が多く訪れています。
観光情報
山の寺寺院群は、天正年間に前田利家が、奥能登方面からの防御陣地に転用する目的で、真宗寺院を除く各宗派寺院29ヶ寺を配置したのが始まりです。現存する16ヶ寺には、今なお趣き深い伝承や寺宝などが残り、その寺院群を繋ぐように整備された「瞑想の道」を散策しながら寺院を巡礼する人も多く、市民の憩いの場になっています。
行持
年中行持
修正会 | 1月1日~3日 |
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涅槃会 | 3月15日 |
潅仏会 | 4月8日 |
大般若会 | 6月11日 |
魂迎会 | 7月6日 |
開山忌 | 10月17日 |
拝観
拝観の可否 | 本堂など伽藍内可能 |
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拝観不可の日 | なし |
拝観時間 | 9:00~16:00 |
御朱印 | あり |
バスの駐車 | 近くにあり / 小丸山台駐車場(無料) |
車でのアクセス | 小島 山の寺大橋より入る(国道249号線) |
バス・電車 | JR七尾駅下車徒歩30分 |
その他情報
能登七尾地蔵尊霊場第五番札所
七尾小島石仏観音霊場第一番札所