東香山 大乘寺
第3教区 [0015]
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住所
〒921-8114 石川県金沢市長坂町ル10
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TEL
076-241-2680
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FAX
076-241-2330
基本データ
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創建年
弘長3年(1263)
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ご開山
徹通義介大和尚
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開基
冨樫家尚
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住職名
東 隆眞
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ご本尊
釈迦牟尼仏
寺院のご紹介
お寺の歴史や通称
曹洞宗大本山永平寺の第3世徹通義介禅師は、のちに加賀の地へ移り、守護職冨樫氏の帰依をうけて、野々市市に大乘寺を開きました。正応2年(1289)のこととされています。 徹通義介禅師のお弟子に瑩山紹瑾禅師がおられます。瑩山禅師は大乘寺2世となり、羽咋市の永光寺ついで大本山總持寺を開き、曹洞宗の基盤をつくられました。このように大乘寺は永平寺、總持寺の両本山とも特別の由緒をもつ寺院です。
寺宝や文化財
ご開山の徹通義介禅師は、師の道元禅師のおしえを伝えて質素で慎やかな修行を続けて、のち中国にわたり諸山を遍歴して「五山十殺図」(旧国宝・重要文化財)を撰述し帰国しました。 現在、仏殿は国の重要文化財に指定され、仏殿以外も県や市の重要文化財に4点指定されているものがあります。
お寺の見どころ
大乘寺の伽藍は禅宗建設、曹洞宗寺院建築の典型的な七堂伽藍の配置を示しており総門(黒門)は寛文5年(1665年)、山門は江戸時代初期、法堂は元禄10年(1697年)頃に建立され、いずれも石川県指定有形文化財になっています。
観光情報
1月の小寒から始まる寒行托鉢は金沢の風物詩になっています。また2月14日の涅槃会には大勢の方がお越しになり涅槃団子の功徳をお持ち帰りになられます。大乘寺は静かな山の中にあり、自分を見つめ直したいと多くの方が参禅に訪れ、こころのささえになっています。
行持
年中行持
新年祈祷大般若転読 | 1月1日~3日 |
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釈尊降誕会 | 4月8日 |
開山忌 | 10月14日 |
成道会 | 12月8日 |
涅槃会 | 2月14日 |
寒行托鉢 | 小寒~節分 |
彼岸会 | 3月21日、9月23日 |
施食会 | 7月 |
摂心 | 4~6,10~12月 |
通例会
日曜坐禅会 | 毎週日曜日 |
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写経会 | 毎週金曜日 |
茶道 | 第四水曜日 |
香道 | 第三月曜日 |
拝観
拝観の可否 | 本堂など伽藍内可能 |
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拝観不可の日 | 山内行事による。要確認 |
拝観料 | 有料(500円(伽藍内に上がる場合。要予約)) |
拝観時間 | 9:00~15:00 |
御朱印 | あり |
車でのアクセス | 山側環状線「長坂台小学校東」を曲がる |
バス・電車 | 金沢駅より平和町行きのバス乗車、「平和町」下車、徒歩15分 |
その他情報
本寺 大本山永平寺