光巖山 月心寺
第2教区 [0044]
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住所
〒920-0816 石川県金沢市山の上町1-43
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TEL
076-251-0492
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FAX
076-251-0472
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メールアドレス
taigen@apost.plala.or.jp
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ホームページ
基本データ
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創建年
慶安3年(1650)
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ご開山
傑外雲英大和尚
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開基
当山二世・龍澤和尚
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住職名
勝田 浩之
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ご本尊
釈迦牟尼仏
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東堂名・
副住職名など勝田 淳玄(副住職)
寺院のご紹介
お寺の歴史や通称
慶安3年(1650)開創。 開山は金沢市宝町・前田家菩提寺 宝円寺7代・傑外雲英大和尚。 明暦元年(1655)元如来寺町に移り、万治元年(1658)さらに油木山蓮昌寺跡の当地に移りました。 茶道裏千家の祖・仙叟宗室(せんそうそうしつ)の墓や歌碑、また京都楽家4代一入(いちにゅう)の弟子・土師長左衛門(はじちょうざえもん)、後の大樋長左衛門代々も葬られています。 仙叟宗室は元和8年(1622)に利休居士の孫、宗旦(そうたん)の末子として誕生し、利休伝来の茶道の教えを受けました。加賀に出仕した宗室は30年間茶の湯を通して前田家に仕え、茶道美術品のコーディネーターとしても大きな役割を担ったと言えます。 元禄10年(1697)1月23日76歳で生涯を終えました。特に命日の23日には月例追善茶会が開かれています。 墓所は大徳寺聚光院と当山に葬られています。
寺宝や文化財
●摩耶夫人尊(まやぶにんそん) お釈迦様のお母様、縁起によると「行基菩薩一刀三礼の作」と淀君の守り本尊として大阪城中に安置されていました。日々に礼拝して願をかけ、誕生されたのが秀頼とされています。以来安産の佛様として尊ばれています。 ●蓮池白鷺図(れんちしらさぎず)友禅作家、二塚長先生(重要無形文化財保持者)作本堂左側座敷襖 この絵の蓮は、過去、現在、未来を現しています。 また製作に当って二塚先生は『俵屋宗達の心で描いていた』と話してくれました。
お寺の見どころ
●永代供養塔(じおん)のご案内―納骨堂式の合葬墓 当山(曹洞宗)へ檀家として入檀を希望する方ならばどなたでも納骨できます。上部に観音様を安置しており、納骨者のみならず、墓地全体が観音様の広く暖かな懐に抱かれて安らかに眠っていただくことを願います。 ●浄椿庭(じょうちんてい) 昔、当山周辺は油木山(あぶらきやま)と呼ばれたように自生椿の古木があります。石佛と椿が融合した庭です。 ●茶室「直心庵」4畳半逆勝手、天保年間頃建造 ●茶室「暁雲亭」8畳本勝手、昭和3年建造 ●茶室「指月軒」8畳本勝手、平成4年建造 注、直心庵、暁雲亭は茶道・隆茗会の管理となっております。
観光情報
●卯立山麓重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)に平成23年11月29日選定され、又北陸新幹線の開通と共に東山地区を中心とした観光客の増加が見込まれています。昨今の寺院運営は困難をきわめています。こうした国によって選定された制度にのっとり、少しでも寺院の護持と美化普請に務めて行きたいです。 ●毎月23日には裏千家四世 仙叟宗室居士の追善茶会(会員制)を開催しています。 ●卯辰山寺院群は、「心の道」として散策できるようになっています。 案内のパンフは市や各寺院で発行しています。
行持
年中行持
仙叟忌 | 1月23日 |
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大施食供養会及び放生会 | 6月第3日曜日 |
地蔵祭り | 8月第3日曜日 |
淡交会物故者法要 | 10月(隔年) |
月例茶会 | 毎月23日 |
永代供養塔法要 | 毎月18日 |
通例会
参禅道場 | 参禅希望の方はTELまたはE-mailにてご連絡ください。 尚、宿泊参禅会は致しておりません。 |
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拝観
拝観の可否 | 本堂など伽藍内可能 |
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拝観不可の日 | 22日、23日及び法要日 |
拝観料 | 有料 |
拝観時間 | 10:00~16:00(要予約) |
御朱印 | 事前予約 |
バスの駐車 | 中型可 / 寺院裏口に駐車場あり |
車でのアクセス | 北陸自動車道金沢東インター下車20分程度 |
バス・電車 | 金沢駅よりJRバス森本行き又は津幡行きにて森山バス停下車徒歩3分 |
その他情報
金沢市宝町宝円寺
金沢市不動尊第6番霊所