正覚山 本光寺
(通称:ホンコッさん、椿寺)
第8教区 [0112]
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住所
〒927-1304 石川県珠洲市馬緤町9字140
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TEL
0768-87-2733
基本データ
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創建年
慶長17年(1612)
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ご開山
観州瑞察大和尚
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開基
常俊
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住職名
平田 天秋
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ご本尊
釈迦牟尼仏
寺院のご紹介
お寺の歴史や通称
当寺の前身は、真言宗と伝わっています。南北朝期には、臨済宗でした。京都・「東福寺誌」によれば、龍吟門派の法系を引く月浦玄州が開山となりその後、21世南堂雲まで続いています。江戸時代初期の慶長17年(1612)に、能登町七海・万年寺8世観州瑞察を開山として曹洞宗となり再出発し、現住職で20世を数えます。江戸時代(享保元年(1716)、天明6年(1786)、弘化4年(1847))に3度にわたり、本山・総持寺の輪番住職を努めています。
寺宝や文化財
◎木造薬師如来坐像・脇持天部立像2体(研究者の間では平安時代後期の製作と言われています。江戸時代の十村・頼兼家持仏で明治に当山に招来されました。) ◎聖徳太子立像二体(江戸時代正徳2年(1712)に大谷村の祐友家(助友)の寄進) ◎常俊家・馬緤本光寺文書(県指定有形文化財)貞和5年(1349)を頭にして南北朝期の古文書13通があります。
お寺の見どころ
本堂などは、元文五年(1740)に火災のために焼失と伝わります。本堂はその後に再建されたものと推定され、山門の棟札によると天保12年(1841)とあります。また造作の似た向拝もこの頃に追加されたものであろうと思われます。山門、向拝ともに総欅造で、また境内は山腹にあり、隣接する鎮守・春日神社も含めて常縁古樹で、椿も多く椿寺の由縁でとなります。
観光情報
馬緤は、義経が馬を繋いだ所を言います。馬に食べさせた海草を義馬草(ギバソウ)と言い冬の珍味です。江戸時代には揚浜式製塩の盛んな地域で、その際に歌われた労作歌に「砂取節」(県指定)があります。毎年8月13日には「砂取節まつり」が盛大に開かれます。また、例年3月下旬の日曜日には「すず椿まつり」が開催され、当山では茶席があります。
行持
年中行持
釈尊涅槃会 | 3月15日前後 |
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転読大般若会 | 4月13日 |
お盆施食会 | 8月14日 |
秋の彼岸会 | 9月23日 |
成道会 | 12月13日 |
拝観
拝観の可否 | 本堂など伽藍内可能 |
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拝観時間 | 9:00~17:00 |
御朱印 | あり |
バスの駐車 | 近くにあり / マイクロ |
車でのアクセス | 主要地方道大谷狼煙飯田線沿いにあり「泊」バス停近く徒歩5分 |
バス・電車 | ゴジラ岩、大崎島、馬緤町春日神社近く |
その他情報
能登町七見・万年寺
能登花の寺六番