医王山 蔵福院
(通称:石井の禅寺)
第7教区 [0111]
-
住所
〒928-0306 石川県鳳珠郡能登町石井リ部105
-
TEL
0768-76-1177
基本データ
-
創建年
天文21年(1552)
-
ご開山
青林宗藤大和尚
-
開基
明勝禅定尼
-
住職名
室峰 常弘
-
ご本尊
釈迦牟尼仏
-
東堂名・
副住職名など室峰文行(副住職)
寺院のご紹介
お寺の歴史や通称
珠洲・若山にあったという蔵福院は、現在能登町石井(旧柳田村石井)にあります。天文21年(1552)室町時代に、珠洲の宝立・金峯寺第10世青林宗藤に依って開かれています。 医王山という点から推して、米山薬師如来を祀っており、その縁起とも関連していると想像できます。
寺宝や文化財
菩提達磨大師像。承陽大師像・常済大師像・開山青林宗藤禅師像の項相(鎌倉時代の作)四体。絹本の釈迦来迎図・十六羅漢図三幅。大念珠(こぶし大の玉)。第二十五世祖庭梅逸和尚が、大本山総持寺の監院時代に、総持寺の三門を一寄進された木原崇雲氏から頂戴した極上金襽の袈裟一肩。
お寺の見どころ
本堂の前に、寺柿の元祖と言われる老木があります。 昭和の初め、夏季仏教講座で能登を巡錫し、蔵福院に拜宿した駒沢大学学長・忽滑谷快天学長寄進の見台と掛軸。昭和6年8月9日、能登旅行の折り拜宿した仏教者・暁烏敏の扁額と短歌の色紙(敏の年譜に掲載有)
観光情報
柳田村の通称御前山に米山城がありました。能登が上杉の兵火にあって落城したとき、守り本尊の薬師如来が裏山の滝に飛び込んで難を逃れます。そして、早く迎えに来るようにと、時の蔵福院の住職の夢枕に立たれました。薬師如来は滝壺から救いあげられ、滝上家でご供養して来寺されました。その開帳法要が13年に一度巡り賑わいます。
行持
年中行持
年頭詣り | 1月1日 |
---|---|
春彼岸会、涅槃会 | 3月20日 |
施食会 | 8月13日 |
秋彼岸会 | 9月23日 |
成道会 | 11月23日 |
拝観
バスの駐車 | マイクロ可 |
---|---|
車でのアクセス | 石井バス停近くに寺標石あり |
バス・電車 | 石井バス停下車5分 |
その他情報
本寺金峰寺
町野郷観音霊場