曹洞宗石川県宗務所より県内の曹洞宗寺院を紹介するという形で発信されるHPサイト・「加賀・能登の禅寺を訪ねて」が誕生して4年が経ちました。この度、石川県宗務所所長老師の命を受け、その更新作業に関わらせていただくことになりました松山寺住職・川端孝法です。このHPに関しては、4年前の立ち上げ時、当時の宗務所役職員の一人として携わらせていただきました。あれから随分と時間が経過しました。平成の世も令和の時代へと突入しようとしています。私たちを取り巻く環境も急速なスピードで変化しております。それらを鑑みながら、HP立ち上げ時に掲げた‟世の人々が仏教に求めているものを模索する“というテーマを今一度、思い起こし、出家・在家の双方が求めるHP作りのお手伝いをさせていただければと思っています。
このHP運営に対して、18社に及ぶ関係業者がご協賛くださっています。只々、敬意を表するばかりです。曹洞宗の大本山總持寺（横浜市鶴見区）の開祖・瑩山禅師様は「檀信徒を仏様の如く敬うように」とおっしゃっています。なぜならば、我々僧侶の仏道修行を支えているのは、この18社のような檀信徒の篤き信仰心に他ならないからです。檀信徒のお力によって、私たち僧侶は仏道修行に邁進できます。そうした協賛各社のご期待に沿えるようにしていきたいものです。
それぞれの業種で世間に喜びや感動を提供し、社会貢献していらっしゃる各社のお姿を肝に銘じ、お互いに切磋琢磨しながら、平和な社会を目指し、日々を過ごしていく所存です。