◆北陸新幹線開業に合わせて總持寺祖院所蔵の名宝を一挙公開
總持寺祖院では北陸新幹線金沢開業に合わせて、『大本山總持寺祖院大名宝展』を開催中です。
石川県指定有形文化財20点、輪島市指定有形文化財1点を含む約50点の名宝を前後期に分けて一挙に公開します。
今回の特別展は展示品数が過去最大で、それらの中には初公開品も多く含まれており、大変に貴重な機会となります。
さらに今回は『輪島塗』にもスポットを当てます。寺に所蔵されている漆器の数々や普段より法要などで使用されている仏具なども合わせて展示します。
明治時代までの總持寺には「輪住制」という制度があり、全国から多くの輪番住職が当時最速の乗り物であった「北前船」に乗って能登の地を訪れました。その際に仏具や食器として使われていた輪島塗と出会い、全国各地に持ち帰り広めたと言われております。まさに往時の「海の新幹線」で広まった輪島塗の文化も合わせてご覧下さい。
◆開催期間
前期展:平成27年5月 1日(金)から 6月28日(日)までの59日間
後期展:平成27年9月19日(土)から10月25日(日)までの37日間
合わせて96日間の開催
◆ところ
曹洞宗大本山總持寺祖院内 紫雲臺(しうんたい)
◆特別拝観料金
700円(内訳:通常拝観料400円+特別拝観料300円)
※旅行代理店の方、団体で拝観希望の方はご相談下さい。
加賀・能登の禅寺を訪ねて
曹洞宗石川県宗務所
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