去る5月17日、金谷山龍護寺で釈尊降誕会(花まつり)法要が行われました。法要は約30年ぶり、白象を子供たちが引く花まつり行列は約60年ぶりの復活です。
当日はお天気にも恵まれ、行列参加児童・幼児53名を含む約130名の参詣者がお参りする中、本堂に於いて降誕会法要とすこやか祈願が厳修され、参詣者は焼香・灌仏(誕生仏に甘茶をかける)を行い、お釈迦さまの誕生を祝いました。その後本堂の前に移動、子供たちの記念撮影のあと、龍護寺梅花講の先導で半世紀ぶりに修復された白象を引く、花まつり行列が行なわれました。行列終了後には、皆さまに甘茶も振る舞われ、大人は懐かしい味、子供には新鮮な味、それぞれ味わっていました。
初夏の心地よい風が吹く中、子供たちの声と詠讃歌の鈴とお唱えの声が響きわたり、賑やかな中で久しぶりの行持が無事に勤められました。
来年以降も、同時期に執り行う予定です。その際はぜひご参加・ご参詣下さい。
加賀・能登の禅寺を訪ねて
曹洞宗石川県宗務所
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