大樹山 常椿寺
(通称:じょうちんさま)
第7教区 [0095]
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住所
〒927-0433 石川県鳳珠郡能登町宇出津ウ字104ノ1・2
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TEL
0768-62-0964
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FAX
0768-62-4636
基本データ
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創建年
天正2年(1574)
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ご開山
徳岩春播大和尚
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開基
浄林院殿大樹常椿大居士
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住職名
室峰 文行
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ご本尊
釈迦牟尼仏
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東堂名・
副住職名など室峰 崇行(副住職)
寺院のご紹介
お寺の歴史や通称
天正2年(1574)に、七尾城主畠山修理大夫の家臣三宅小三郎宗隆が宇出津の崎山城主(天呑城)として派遣されている時、その父親の菩提を弔うために建立し、斎資三百石を寄進し、七尾時代から帰依していた竜門寺の徳岩春播を請じて開山としました。 父親の戒名、浄林院殿大樹常椿大居士から大樹山常椿寺と名づけられました。おそらくタブと山椿の大樹の生い茂る聖地だったと想像できます。
寺宝や文化財
ノーベル平和賞にノミネートされ、原爆の図をはじめ反戦平和の大作で知られる丸木位里・俊夫妻の松竹梅・桂林・などの襖絵・両画伯合作の水子地蔵尊の掛軸や絵画があります。画伯は能登をこよなく愛されて、十数回常椿寺を訪れています。位里・俊夫妻の米寿・喜寿の記念碑には、常椿寺の藤に「いつまでもきれいに咲いて」と夫妻は呼びかけています。
お寺の見どころ
石川県指定天然記念物・常椿寺の大藤があります。樹齢500年の大藤は二本あって、縁結びの夫婦藤と言われています。藤の幹に手を添えて愛を誓うと不動のものになると、若いカップルも訪れます。藤の権威者・足利フラワーパークの塚本こなみ園長は自然木では日本一だと太鼓判をおされました。
観光情報
境内に隣接して、宇出津桜町の霊苑があります。昭和20年6月15日の防空壕落盤事故によって12名の犠牲者がでました。平成6年、桜町では50回忌を記念して慰霊碑を建立し霊苑を造りました。 毎年、近くの宇出津小学校児童全員が、平和教育の一環として、折鶴を奉納してくれます。 12仏を祀る平和地蔵尊も、27回忌を機に境内に建てられています。
行持
年中行持
修正会 | 1月2日 |
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春彼岸会、涅槃会 | 3月20日 |
不動尊大祭 | 5月27日~28日 |
魂迎講 | 8月1日 |
施食会 | 8月14日 |
秋彼岸会 | 9月23日 |
成道会、祠堂経 | 10月31日 |
通例会
坐禅会 | 随時 |
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スポーツ少年団 | |
ロータリークラブ |
拝観
拝観の可否 | 本堂など伽藍内可能 |
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御朱印 | あり |
バスの駐車 | マイクロ可 |
車でのアクセス | 崎山体育館より2分 |
バス・電車 | 能都庁舎バス停徒歩5分 |
その他情報
本寺竜門寺
諸橋郷33番観音第12番霊場