お寺の歴史や通称

鎌倉時代、瑩山紹謹禅師が草庵を結び、能登初の禅風をもたらしたのが豊財院の始まり。伝説では瑩山禅師が当庵より白狐に導かれ、永光寺を開創したといわれています。 兵乱などにより荒廃した時期もありましたが、江戸時代に大般若経を血染めで書き写した11世月澗和尚の時に再興されました。大正年間（1912 ～1926）に火災により堂宇を焼失しますが、その後再建され現在に至っています。

寺宝や文化財

平安中期作の木造聖観世音菩薩立像・馬頭観世音菩薩立像・十一面観世音菩薩立像は国指定重要文化財になっています。 歴代住職やその弟子たち７人の血染めで書写した血書大般若経や、愛憎物語の残る釣鐘は羽咋市指定文化財です。

お寺の見どころ

当院は山腹にあり、羽咋市の大自然を一望でき、心静かにゆっくりとした時の流れを感じ取れる癒しのスポットです。

観光情報

近くには、宇宙開発やUFOをテーマとした科学博物館のコスモアイル羽咋や、羽咋に息づく歴史・文化・風土を常設展示してある羽咋市民俗資料館、日本で唯一車で走行できる千里浜なぎさドライブウェイなどがあります。

拝観の可否	本堂など伽藍内可能
拝観不可の日	不定休(宝物館)
拝観料	有料（400円(宝物館のみ)(要予約)）
拝観時間	9:00～17:00
御朱印	あり
バスの駐車	マイクロ可
車でのアクセス	のと里山海道千里浜ICよりおよそ13分
バス・電車	JR羽咋駅より能登西部バス七尾行き等飯山下車徒歩15分

本寺 永光寺

能登七福神（寿老尊）